行政書士試験制度について
行政書士は、官公庁への許認可に関する提出書類提出や、契約書、権利義務または事実証明に関する書類作成業務などを行う国家資格です。
受験資格は特になく、年齢、性別、学歴等関係なく、だれでも受験することができます。
試験日は年1回。毎年１１月の第二日曜日で、試験時間は３時間です。
試験科目は憲法、行政法、民法、商法、基礎法学、一般知識等の6科目で、マークシートによる択一式と、記述式（民法２問、行政法１問）という構成になっており、出題数は択一、記述合わせて６０問です。
合格基準は絶対評価なので一定の点数を取れば合格となります。
３００点満点で、合格点は１８０点ですが、
- 法令科目の得点が満点の５０％以上。（１２２点／２４４点）
- 一般知識科目の得点が満点の４０％以上。（２４点／５６点）
- 試験全体の得点が満点の６０％以上。（１８０点／３００点）
という条件を全てクリアしなければならないので、単に１８０点以上であればよいというわけではありません。
また、記述式の採点基準もその年の受験者平均によって裁量があるようです。
このような特徴から、行政書士試験は絶対評価でありながら相対評価の側面もある資格試験であると言えます。
対策について
行政書士試験対策としては配点の大きい法令科目（特に民法、行政法）を重点的に学習すること、一般科目については、法令科目の可処分時間とのバランスを見ながら効率的に学習することが大切です。
なお、当スクール運営行政書士の大山は記述対策を「理解型」の学習を徹底した結果、
当日も問題なく解くことができました。
まとめ
法制度の趣旨、条文構造、要件、効果を理解しておくことは極めて重要であると考えております。
当スクールでは最短独学合格という結果を出すための学習メソッドをご提供いたします。
